レトロでおしゃれな街、桐生。
そして、そこには伝統的な建物や昔ながらの風情が各所に残されています。
そんな桐生の魅力、街のあちこちに残る昭和以前からあるレトロなものや、古くてオシャレなもの、古くて新しいものなどを集めてみました。
かつては織物工場の女性工員の浴場として始まり、その後、公衆浴場や銭湯として親しまれ、歴史を伝えていた一の湯。惜しまれつつも廃業となっていましたが、令和5年に復活しました。
昔ながらの巻きで炊いたお湯は体に優しく温まります。
営業時間
火曜~土曜 17:00~23:00
日曜 7:00~13:00
定休日 月曜、7日、17日、27日
桐生伝統の織物を象徴するノコギリ屋根の工場で手機りと陶芸の体験ができます。
帯の製造工場だった建物が桐生風情を楽しむ観光名所として生まれ変わったのがINOJINです。
無農薬の十割蕎麦を食べることができる蕎麦カフェとしても人気があります。
大正5年(1916年)に建てられた江戸風の商家の構えが特徴の、お茶・お米・喫茶のお店。
店舗内に喫茶スペースも完備しています。
隣接するお食事処「近江屋喜兵衛」では、ランチメニューやしゃぶしゃぶコース(夜の部・要予約)が人気です。
かつては酒・味噌・醤油を醸造し、保管するために使用されていた江戸時代から昭和時代にかけて建てられた11棟の蔵群が、舞台や展示、演劇、コンサートなど様々な用途に使用されています。
多くの人が訪れ「文化を発信する場」として、また、周辺に残る歴史的建造物や近代化遺産などと一体となったまちなみ保存の拠点にもなっています。
所在地:〒376-0031
群馬県桐生市本町2丁目6−32
電話:0277-46-4144
開館時間:9:00~21:00
休館日:年末年始(12月28日~1月4日)
※使用料などに関しては、桐生市ホームページをご覧ください。
高機「たかはた」は、手織り機の一種です。
きびそを手紬して、それを機織りで手織りで一つ一つ織っています。
きびそとは、蚕が最初に吐き出す糸のことで、保湿性に優れ肌がしっとりする成分「セリシン」を多く含み、夏は涼しく、冬は暖かく、肌に優しい生地となります。
しかしきびそ糸は太くて天然のちぢれがあるので、手織り機で丁寧に織り上げる技術が必要になります。
そこでこのような高機の技術により、高級絹製品は生み出されていくのです。
明洽33年に誕生した 産業人の社交機関「桐生懇和会」が元になっています。
以来創始の志を継承し、桐生市はもとより近隣地区の文化の発展に尽くしています。
桐生倶楽部会館は日本最古のスパニッシュコロニアル様式の建築物であると言われています。
会館建物は平成8年に国登録有形文化財、平成27年に桐生市重要文化財に指定されました。
明洽11年、前橋に衛生所兼医学校として建てられ、昭和初期に村役場として現在の場所に移動しました。
その後昭和51年に重要文化財に指定、改修、補修を経て創建当時の姿に復元されました。
建物は木造二階建の桟瓦葺、ポーチやベランダを付けた当時の洋風建物になっています。
現在は資料館として利用される他、会議室や展示会場としてまた一階はアンティーク調の喫茶店として一般開放されています。
当サイトでは、桐生および周辺エリアに残る「レトロなもの」を募集しています。
街並み・建物・風習・看板や小道具など、なんでも結構です。
あなたが「これぞレトロ!」と思ったものをお知らせください。