桐生川上流の梅田町には豊かな自然と様々な伝説が残っています。これから伝説を探す旅に出かけましょう。
桐生川上流には河童伝説がいくつもあり、ここの河原の一角に河童のご神体が祀られています。
日光男体山と榛名山と妙義山の天狗達が、大岩を川に投げて力を競ったという言い伝えがこの地に残っています。
山賊から村を救った千代という女性が足を滑らせて滝壺に落ちて亡くなったという言い伝えが残っている滝です。
里に下りて田畑を荒らす白大蛇を三境坊が法力を持ってこの淵に閉じ込めたという蛇留淵です。
桐生川上流の心洗われるような清流です。
時間の流れを忘れて自然の中で癒されたい方に動画や写真でその一部をご紹介します。
桐生市梅田町には、山の中の自然豊かな桐生川上流の河原に不思議な洞窟(写真上部)があります。
洞窟の中は2体の河童のご神体が祀られている「河童神社」です。
この地域には河童にまつわる伝説や民話が数多く残されており、特にこの場所は、元サッカー選手の女性タレントが河童に遭遇するというテレビのドッキリ企画の舞台にもなりました。
ドッキリ番組の舞台になった河童神社前
桐生わたらせ電子旅では桐生川上流に伝わる河童伝説の中でも地元の人に愛される二つの河童伝説をご紹介して、物語の真実に迫りたいと思います。
河童とあめ玉などの民話にも登場する、河童が住んでいたとされる河童淵ははたして存在するのか?
実在するとしたらどこにあるのか?なぜ地図から消えたのか?
などといった謎は深まるばかりです。
梅田ふるさとセンターよりも奥は昔バンドの練習後に仲間の運転する車で夜ふらっとドライブをした記憶が薄っすらと残っている程度の私が、謎の解明に挑んでみました。
桐生市梅田町を河童の里と呼ぶべき理由は3つあります
1.山深い谷あいを流れる桐生川の清流という自然条件
2.河童にまつわる民話が豊富
3.古くからきゅうりが名産
これらの条件を備えた梅田町を河童の里として盛り上げていくのも地域振興の一つの手かと思います。
みんなで河童伝説を広め、河童にちなんだお土産や物産、ゆるキャラ、将来はテーマパークも・・なんて夢を見るのも楽しいのではないでしょうか。
*桐生市梅田町は山に囲まれているため夏は寒暖の差があり、きれいな水と梅田の土が野菜栽培に適しているため、美味しい野菜が栽培されます。